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ようやく……ようやくリリースできました!

『おたのプリンセス! ~ゲー研とオタサーの姫~』

iOS / Android 用の ノベル×放置ゲーム です!

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トップ絵もマンガ風に描き下ろしてみました。生意気にサインまでつけてみたり(笑)

ゲームに登場するキャラは全部自作の絵ですよ! めっちゃ苦労したよ!

また今作から”刻猫”から”朱鷺裕二”というペンネームに変えています。いちクリエイターとして、徐々に浸透させていきたいなという気持ちを込めて……。

さて、『おたのプリンセス!』(以下、おたプリ)は、前作のツクール製『愛されるより逃れたい』よりも前からずっと開発していたCocos2d-x製のゲームになります。この『おたプリ』にかけた想いみたいなのを、いろいろ思い出に浸りながら書いていきたいと思います。

◆ 誰でもストレス無く読めるノベルゲームを

『おたプリ』はタイトルのとおり、”オタサーの姫”を題材にしたゲームです。ちょっと前にこの単語が話題になりましたが、この”オタサーの姫”、自身の経験からも結構親近感が湧いたんですよね。

『おたプリ』は工業高校が舞台ですが、私自身も同様にほぼ男子校である高校に通い、そしてオタクが集まるような部活に一時的に所属していたことからも、これはネタにするしかないなと……。普通の高校を過ごしてきた普通の青春を送ってきた人にも、実際にこういう世界があるということを知って欲しくて、工業系の学校での”あるある”(の一部)を詰め込めるノベルゲームという形をとりました。

さて、『おたプリ』をやっていただいた方はすぐにわかったかもしれませんが、『逆転裁判シリーズ』にとても影響されています。私は『逆転裁判シリーズ』が大好きなのですが、この会話演出が本当にクセになるぐらい気持ちよくて、とても楽しく物語を進めることができるんですね。この脚本担当である 巧舟 さんのインタビューで『「読む」のではなく「見る」だけで頭に入るように書くように気をつけている』という記述を見た時はナルホドと思いました。これは普段、ノベルゲームをやらない層にもたくさんの支持を受けている大きなポイントではないかと思います。スマホとの相性もとてもよく、個人でできる範囲で参考にさせていただきつつ、ノベルエンジンを開発しました。

『おたプリ』も会話は”20文字x2行”という制約に設定してテンポよく進めるよう努めましたが、これが存外難しかったです。ただ、話し言葉は短いほどいいというのは実際に音読してみると本当にそう思うので、これからも意識していきたいところです。また「ノリ」と「ツッコミ」が気持ちよくなるよう、細かな演出もたくさん入れていますので、楽しく読み(見て)進められるのではないかと思います。コロコロ変わるキャラの表情もぜひ見ていただきたいです。

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◆ ゲーム開発という題材

この物語は言ってみれば”部活モノ”です。ジャンプでいう「友情、努力、勝利」が詰め込まれた”部活モノ”は青春の代名詞といっても過言ではありません。

その中でも、なぜ”ゲーム開発”を選んだか。

それは、私自身が”体はゲーム開発で出来ている――”と言ってもいいぐらい、高校時代(ツクール含めると中学生)からやってて染み込んでいたため、経験上書きやすかったというのがあります。ただ、この部分をノベルにしてもクリエイターかそれを目指す一部の層にしか興味が無いでしょうし、大した経験もない私が偉そうなことを書いたらマサカリが飛んでくるだけですから、”なにやってるかわからないけど、開発しているんだな”という表現に留めています。しかし開発者の方なら「あぁ、これはあの事を言っているんだな」とか、そういうニヤッする要素をノベルパートにいくつか入れていますので、ぜひ開発者の方にも最後までプレイしてもらいたいです。自分の想いみたいなものも、結構このシナリオに吹き込んでいたりします。

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◆ よくある放置ゲームにはしたくなかった

ストアのランキングでよくみる放置ゲームなんですが、結構似たり寄ったりなのが多いと感じていました。何かタップしてゲージ増やして、ステージクリアしたらちょっとした単体シナリオが読めるみたいな。放置ゲームなのでそれぐらいでいいのかもしれませんが、それぞれが独立したゲームなんだからオリジナリティは欲しい。ということで、こんな形になりました。

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タスクを振り分けるって、なんか自分がマネージャーになったみたいで気持ちいいかなと(笑)
あとテストしてくださった方から「カタカタ……ッターン!」が結構好評だったので、実装してよかったなぁと思っています。

そしてなにより、シナリオは普通の放置ゲーの比じゃないくらいのボリュームがあるので(というかノベルがメイン)、正直元が取れるのかは博打でしかないのですが、こういう形のノベルゲームもあっていいんじゃないかと思い、今回挑戦しています。

◆ 最後に

ネタバレのため深く書けないのですが、たくさんの「えっ?」を用意しています。個人開発だからこそ自由に作り、そしてできあがったゲームでもあります。

ぜひ、この記事を読んでくださったみなさまもゲー研の部長となって、彼らとドタバタな青春を送ってもらえれば嬉しいです。

朱鷺 裕二